メインで使用している 10年物PC (Core-2 Quad Q9550, Ram4GB, Win7 32bit)がそろそろ限界を迎えたため、新しい PC を衝動的に組むことになりました。メモリ高騰してるから時期が悪いとか、インドネシアで洪水だからHDD高いとか言ってたらいつまでたっても組めないので思い立ったらすぐ行動。
パーツ選定には多少の知識が必要ですが、今はSNSや2ちゃんねるで用途と予算言えば暇人が考えてくれるのでそういうのを利用してもいいでしょう。
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じゃんじゃん組み込んでいきます。
マザーボードにCPUを装着する
マザーボードの中身。必要最低限の内容物でスッキリ。昔はなんやらごちゃごちゃいっぱい入っていましたが。
CPU クーラー裏側です。灰色のグリスが塗られていますがこれでは足りず、冷却性能に影響がありますので市販の熱伝導グリスを塗ってやるといいです。ちなみに、高熱伝導率を謳っている高級グリスと安物の差はそれほどありませんので、オーバークロック(狙って性能限界を超えさせる)する人以外は安物でいいです。熱伝導グリスじゃなくても隙間さえ埋められれば、かゆみ止め軟膏でも冷却性能は変わらないというデータが有るほど。
CPU は真四角なパーツですが、大抵切り込みや出っ張りがあるので正しい方向にしか装着できないようになっています。マニュアルも英語ですが必ずイラストがありますのですぐ解ります。
グリスぬりぬり、クーラーをグリグリ押し付けて接触面を大きくし、4つのストッパーをパツンパツンで装着完了。クーラーのコネクタをマザーボードのCPU用電源コネクタに差し込みます。
Skylakeはクーラーも薄々。旧世代Core-i のクーラの半分の厚さです。組み立て後 OpenHardwearMonitor で監視していると室温 25℃でアイドル 25℃前後、高負荷で作業させても 55℃安定と、冷却性能に関しては文句なし。夏場に高温になるようであれば高性能クーラーに交換したいですがその必要はなさそうです。ファン音もこのケースであればまったく聞こえません。素晴らしい。
マザーボードをケースに取り付ける
ケース内にマザーボードを取り付けます。背面パネルがケースに合うように配置してネジで止めます。下の写真のようなパネルがマザーボードには必ず付属しています。
マザーボードをケース内に取り付ける前に、ケースコネクタ類を先に取り付けておきます。大きいケースならマザーを取り付けたあとでもいいかもしれませんが、経験上先にやっておいたほうがいいと思います。
電源ボタン、電源ランプ、リセットスイッチ、HDDアクセスランプ、イヤホン、マイク、USB2.0、USB3.0、ブザー等。これらを取り付けることにより、ケース上のボタンやランプ、コネクタ類が機能します。
ブザーは不要な人は着けなくていいですが、トラブル時にブザー音で異常の原因を知らせてくれるのであるに越したことはないと思います。筆者は今回初電源投入で盛大にブザーを鳴らしています。
PCケースにマザーボードを取り付ける前に、干渉しないようにするためスペーサーを取り付けます。PCケースに必ず付属しています。このケースは右の方にフォームファクタ(マザーボードの規格)によってどこにスペーサーをつければいいか記載されています。
今回PCケースにこういったスペーサーを締め付けるための工具が付属していました。ケースに関わらず、自作PCではあんまりネジを強く締めすぎないようにします。あっという間にネジ山を潰しちゃいます。
電源を取り付ける
ATX電源は4つのネジでケースに固定しますが、方向があります。大抵は電源のファンがある方をケースの内側に向けて固定しますが、このケースはどちらでも固定できる仕様になっています。ケース底面がメッシュフィルタで通気できるようになっていますので電源ファンを下側に向ければ外気を吸い込めるようになります。
電源をケースに取り付けたら、必要なコード類を適切なコネクタに差し込みます。
メモリを取り付ける
次にメモリを取り付けていきます。CPU同様、正しい方向にしか刺さらないようになっています。メモリスロットによって優先順位がありますので、マザーボードのマニュアルを確認し、一枚、二枚、四枚の場合、どこに指すのが一番適当かを確認して刺します。
その2に続きます。