さて、ケースの全ての棚を自作照明でライトアップするという構想を実現するために入念に設計をしておこう。適当に行き当たりばったりでの作業は時間、労力、コストと色んなモノが無駄になる。失敗続きでイヤになり、放置してしまうのが一番いけない。
基本設計
このようにLEDテープを三角形の素材に貼り付け、斜め下に向かって光を当てるようにしよう。全ての棚、全てのケースでこれを実行する。
拡張性・メンテナンス性
すべての照明配線を固定しちゃうと将来の棚の増設、一部分の故障交換に対応できない。なので、各LED部分をいつでも取り外せるようなユニット構造にする。
素材を選ぶ
今は安価で LED テープライトが手に入るいい時代である。ハンダゴテによる配線加工等少々の手間とスキルが必要だが、自分の手持ちのコレクションケースにピッタリの照明が作成できるメリットは筆舌に尽くし難い。
テープライトはこれをチョイス。コレクションケースに使用するのであれば防水でなくてもよい。白いケースなのでホワイトベース(テープ自体が白い)を選んだ。色が豊富なので状況に応じて使い分けられる。
LED テープライトを貼り付ける土台の三角棒ははざい屋で購入。材質はアクリルで、購入時に希望の長さにカットしてもらえる(有料)。今回使う LED テープライトの幅が 8mm 、直角二等辺三角形の等しい二辺の幅が 8mm 以上のものが必要なので、10mm 幅のものを購入。10mm 幅というのは、はなかなか他では売っていないようだ。底辺をケース内壁に貼り付ける。
LED テープはハサミで切って長さを調整可能だが、どこでも好きに切っていいというわけではない。この製品の場合、LED モジュール3つで一単位なので、それを考慮して三角棒の長さを注文する。適当に測ると後で泣くハメになるのできっちり計測すること。
配線はこういう素材で連結する。大量に使うのでダイソーで買い占めると安い。ギボシをかしめて固定するので横着せずに専用のカシメニッパーを使うこと。
ケースが白いので配線が赤や黒だと目立ってかっこ悪い。どうせならケースと同じ色にして、目立たないようにしたい。白い配線ケーブルなんてなかなか売ってなかったが、探しまくっていいショップを見つけた。
オヤイデ電気 Online Shop
灰色のはデトルフ用。ギボシで連結するのを考慮して BX-S0.5sq を購入。メートル単位の測り売り。送料がそこそこするので追加注文にならないように多めに購入しておこう。
選択したLEDテープライト自体は安価だが、本来は車用なのでDC→AC変換アダプタ電源(車のバッテリーDC電源機器を家庭用AC電源で使えるようにする)が必要。ヤフオク等で探せば千円以下で入手可能。
オラワクワクしてきたぞ。
コレクションケース電飾化計画!ライトアップでウットリ。【制作編1】