ハセガワ製 1/12 SUZUKI GT380B 製作記 ハセガワ製 1/12 SUZUKI GT380B 製作記

ハセガワ製 1/12 SUZUKI GT380B 製作記

ボディカラー:ガイアカラー ブライトシルバー→Mrカラー GXディープクリアーレッド

製作時に注意すべき部分

外装パーツで唯一目立つタンクの合わせ目を消す。

内側のガイド形状のヒケがあるので消しておく(両側)

本体カラーに塗装するパーツを先に塗装。今回はキャンディレッドに塗装。シルバー→クリアーレッド→クリアーと塗装するので他のパーツより優先で作業を進める。

キャンディ塗装のシルバーを活かすため、フロントフォーク下部を一緒に塗装しちゃう。

メタリックとキャンディの違いだが多分こうじゃないかと思う。メタリック粒子が顔を出すメタリックカラーに比べて、キャンディ塗装は必ずクリアカラー層の下にメタリック粒子があるので、メタリックのギラツキがない。

ディスクブレーキをリアルにする

ディスクブレーキにパッドの跡を表現。リューターに取り付けたディスクブレーキのパーツに#180のサンドペーパーを軽く当てて加工を施す。

使用する塗料の染料・顔料についての知識

キャンディ塗装するに当たって、クリアーカラーを使用するのだが、ホビー用塗料には染料系と顔料系の2つがある。

クリアーカラーと蛍光カラーは染料系塗料である可能性がある。

この画像は、タンクに貼った白いデカールに下のキャンディ塗装のクリアーレッドの染料が染み込んでしまっている状態である。

デカールを貼った時には異常は無く、クリアーを吹き付けると染み出す。

クリアーをウレタンにするとか、ラッカー薄め液を速乾性のものにして砂吹きで重ねるとかで対処できるようだが、素直に染料系ではない顔料系の塗料を使うようにしたい。

塗料メーカーもクリアーカラーや蛍光カラーを顔料系に変更したり、別に顔料系として新色を発表したりしているので塗装前に使用する塗料が顔料系か染料系かネットで確認して、染み出しというトラブルに対処したい。

何も知らずに完成間近でこのトラブルは発狂モンである。

このキットはキャブレターから伸びるコードの接続が複雑。写真はLKKのケーブルだが、Lだけ少し短めに瞬着で束ねてから取り付けると作業が楽。同じようにFGG+Aも接着してから取り付ける。

キャブレターからのコードは、ぶっちゃけタンクをかぶせると見えなくなるので面倒なら結束するのは省略していいと思う。

シートのパーツ精度は優秀なのでゲート処理のみ。 ハセガワのミラーフィニッシュでシートのモール部分を表現。塗装では絶対出せない質感。

エンブレムはデカールが用意されているがよりリアルにするためにエナメル塗料を流し込んで着色。

マスキングテープで何度も位置を確認してから接着。

ブレーキランプカバーやウィンカー、反射板などのクリアーパーツは瞬着を使うと真っ白に曇って見た目が悪いのでゴム系接着剤を使う。写真の製品は2剤混合後5分ぐらいで硬化が始まる。はみ出しても綿棒なんかで拭き取ってもあとが残らないので便利。

ケーブルは長めに切って取り付けの時に長過ぎる部分をカットし、調整したほうがいい。説明書のとおりにすると長さが足りない場合がある。BとQなんて説明書の表記が間違っているくらい短い。

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です