違法DLに嘆く漫画家の声という記事を読んで 違法DLに嘆く漫画家の声という記事を読んで

違法DLに嘆く漫画家の声という記事を読んで


違法DLに嘆く漫画家の声がヤバイ、未来を潰す実例も・・・

記事の内容は、インターネット上での違法DL数に漫画の作者が驚き、これ以上タダ読みされたら作家活動は続けていけない、お金を払って買ってください、という Twitter での訴えを取り上げている。

ネットの普及により誰でも簡単に書籍を複製、送信できる時代になり、こういった問題はよく目にするようになった。

そもそもこの作者は勘違いをしているのだが、「違法DL数=本が売れるはずだった数」ではない。

特定キーワードで片っ端からダウンロードし、1~2ページ見てからつまらなかったら捨てる「地引」や、違法DLサイトから違法DLサイトに転載する自動スクリプト等、DL数水増しによる自サイトのアピールなど、正確な違法DL数を認知するのは不可能である。

購入するあてがあるのにネットでただで手に入るから違法DLしたというケースはほとんど皆無で、違法DLで済ませる人はそもそも購入しようという気は無い。もちろんこの作者の出版物に限ったことではなく、他の売れ行き快調作品も違法DLで済ます。彼らはそもそも、無料でなければいらないのである。

この作者も借金してまで頑張って作品を書いているのに、沢山違法DLされて悔しい、と言っているが、違法DLが無くなっても彼が収益を得られるとは思えない。

WEB上でマンガを無料公開してその後のチャンスに繋げたり、二次創作物でコミケで莫大な収益を上げたりしている人はたくさんいる。プロのアシスタントとして生計を立てている人もいる。借金してまで古い漫画家としての体裁を整えていることで自分はそういったヤツらとは違う、プロの漫画家だーというプライドが邪魔しているんではないだろうか。

収益が欲しければ今の時代にあった作品の公開の仕方があるはず。Twitter で嘆いても一時的には同情されてもその後が続かないのでなかろうか。それよりも収益を上げるための作品作りに関して編集に相談するのがいいと思う。若しくはWEB上での出版に精通したコンサルタントを雇うか。

そういった変則的な活動をせずに頑なに「漫画家」であろうとする事に固執するならば、彼はもう利益を得ている事になる。

インターネットでいつでも手軽に情報やコミュニケーションの機会が手に入るようになり、書籍の売上は年々減っているそうだ。マンガは所詮暇つぶしであり、他に魅力的な娯楽があれば後回しにされるのは必然である。

ちなみにこの作者の作品サンプルを数ページ読んでみた。画力はあるなぁといった第一印象。もっと絵を簡素化&線を減らして読み手の妄想で保管する余地を増やし、女の子の目を大きく書くといいなと思った。逆に乳はリアリティ出すために小さくする。ヤッてる最中の表情が全て同じに見えるので、眉間にしわを寄せた表情や泣きそうな表情、我慢して無表情に務めるとか、もっとバリエーションを増やしたほうがいいと思う。中出ししているのに外に飛び出している謎汁など、編集からの支持かどうか知らないけど、最近のエロマンガの悪いところを全て含んでしまっているように感じる。

エロマンガは画力じゃなくてセリフとシチュエーションだと思います。




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